昔は「0」がなかった?

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「位取り記数法」で大きな数の計算が可能に。
<-古代インド人が「数としての0」を発見。
  • それにより、数の計算が可能になった。
古代の数字には「0」がありませんでした。 そのため古代メソポタミアでは、 「28」と「208」を区別するため、2と8の間にななめのくさびを並べていたそうです。 これは「記号としての0」を使った最初の例でしたが、「数としての0」ではありません。   ギリシア数字やローマ数字にも「0」を表す文字ではなく「千」「万」などの文字を使って いたため計算には不向きでした。 「0]をはじめて数として扱ったのは古代のインド人で5世紀ごろと言われています これにより、「0」を含んだ数の表記によって計算が可能になりました。 これが十進法に基づいた「位取り記数法」で、大きな数の計算が可能になったのです。