24時間、365日・・・。暦の数に数学的な理由はある?
なるほど❣
地球の自転、公転の周期を計算し、月の満ち欠けの周期とすり合わせている!
一日や一年の長さは数字として決まっています。
これらの暦の数字を決めるときには、数学的にどんな計算があったでしょうか?
一日とは、地球が「自転」している時間で、
まずこれが24時間(8万6000秒)とわかりました。
地球の公転の周期が約365,2422日なので、一年は365日に決められました。
一か月の長さは、月の満ち欠けの周期(朔望周期=約29,53日)が基本です。
しかし、29,53日に12をかけると354.36日で、一年の日数とずれます。
このため、一か月を30日や31日にして調節したのです。
それでもずれが出るので四年ごとに「うるう年」に2月29日を入れています
二月で調節する理由は、古代ローマで一年最後の月が二月だったことに由来します。
また、科学技術の発達により地球の自転の回転速度にもムラがあることがわかり、その
誤差調節のため、数年間隔で「うるう秒」を入れています。
ちなみに、カレンダーには不思議な法則が隠されている。
カレンダーの中に九日分の正方形を作り、その数をすべて足すと真ん中の数の九倍になるのです。
また三月三日と七月七日は、どの年でも同じ曜日になり、
四月四日と六月六日と八月八日も、どの年でも同じ曜日です。
カレンダーで確かめてみましょう。
それではまた…。